嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

東京駅を降りて会社に向かうそこの若いの、聞いてくれ!という件

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「社会人を始めました~」みたいなつぶやきをツイッターで眺めながら、若い人はどれくらい人間関係や悩みへの対応について知っているのか不安になった。

 

かく言うワタクシも、10年以上前スーツを着て颯爽と東京駅を降り立って、会社に向かう希望に胸を膨らませる新社会人であった。

 

が、配属された人格破綻者の上司の元でオモチャにされ、地獄の日々を過ごし数年で壊れてしまうことになるとは微塵も思っていなかった。


アンニョイな朝、入社式に向かう夢を見て飛び起きた。が、ワタクシに入社する会社はなかった。そういえば、数年前にクビになったのだった。

 

寝ぼけながらワタクシが一流企業に入社した10年以上前、カバンの中に名著「人を動かす」が入っていれば、どうなっていたのかな?と考えた。

 

しかし、「人を動かす」を読んでいたとしても、内容を理解することができたか甚だ疑問だし、例え理解できていたとしても実践できたかどうかも怪しいところである。

 

実際のところ、完全に壊れてから救いを求めて、何冊もの名著を手に取ってその中でしっくりきたのが、この本であった。


だが、最初に読んだ時もその内容を実践することはなかった。そのときは、実家で引きこもっていたので心地よく、特に実践する必要がなかったからだ。

 

そこから数年経って、家事をしない嫁と結婚して初めて実践の必要に迫られ、切羽詰まって具体的に本に書いていることを実践するまでになった。

 

今でもワタクシの手元には常に本が置かれて、何度となく再読している。それでもすぐに忘れるので、ブログに綴るようになった。それでもまだたまに忘れて、嫁にキレそうになったりするので、失敗すれば内容と教訓をブログに綴る。これで、大分、失敗することがなくなってきた。


さて、新社会人になった人達は、懲役40年じゃないけど、これから人間関係の悩みにひたすら悩まされることになる。どうすれば、対処できるか?今ではたくさん本が出版されているので、カンタンにその情報に触れることはできるだろう。

 

だが、実際のところ、自分に合う方法を見つけて、実践するところまでできる人は少ないと思う。

 

そして、一度、メンタルをやってしまうと実践する気力を失ってしまうので、あとはただひたすら低空飛行でヒッソリと生きる道を選択する人が、周りを見ていると多い気がする。


実際、ワタクシの会社の同期でも3人に1人は壊れてしまって、それぞれの生き方を模索していった。ある者は宗教に走り、ある者は行方不明になり、ある者は出世をあきらめて会社で書類ファイリング係として、生きる道を選択した。

 

賢かったのは、完全に壊れる前に会社を辞めて公務員や他社に転職したヤツだった。が、転職先でも同じような問題にぶち当たる可能性も高い。

 

まだメンタルをやってしまっていないヤツもいるが、ただ上司に恵まれていただけとか、運が良かった要素がかなり強いとも思う。そんなヤツでも、これから大きな不幸に見舞われてメンタルが壊れる可能性も多分にあるので、防ぎようがない。


そいじゃどうすりゃいいの?という話なのだけど、とりあえず名著「人を動かす」を読んでおくのが良い。もちろん、合う合わないがあると思うので「夢をかなえるゾウ」とか「嫌われる勇気」など他の本でも良い。

 

宗教に抵抗がなければ、お経でも聖書でもいいし、コーランでもいい。コーランを読めば何があってもアラーの思し召しで悩むことが少なくなる。

 

とにかく、人間関係や悩みに対してどのように対処すべきか教えてくれる本を読んでおいて、「知らなかった」で失敗することを防げればいい。


実際、悩みや不幸なんてものは突然襲ってくる。その時に、ああ、こういう時はあの本にどうすればいいか何か書いてあったな!と思い出せれば、壊れる確率をかなり減らすことができる。

 

ただし、対処法を知っていたとしても、一番大きなハードルがそれを実践するということになる。 人間誰しもメンドクサイことは大嫌いなので、切羽詰まらない限り自らの強靭な意思で何かを始めることは不可能である。

 

それが、可能だったらみんなダイエットして太っている人は街にいないだろうし、そこら中に、英会話を始めて英語が話せる人だらけになっているワケで。


ちなみにD・カーネギー先生の名著「道は開ける」にも一番最初にこんなことが書かれている。

私たちの欠点は、無知ではなくて無為なのである。

 

「道は開ける」17ページより引用

「道は開ける」にも、具体的に悩みに対してどのように対処すべきか、丁寧に書かれているのだけれど、 実践できる人はほとんどいない。そのことは先生も十分理解している。

 

その上で、お薬を飲む前になんとかやれそうなことを考えてみよう!という話が書かれているのだ。


ただ、誰しもが実践を始める劇薬、つまり強い動機になるのは、「夢をかなえるゾウ」には”不幸”であると書かれている。メンタルをやってしまってぶっ壊れる”不幸”みたいなことがあれば、やっとこ人は実践を始める。ワタクシもそうであったように。

 

じゃあ、不幸になるか!という話なのだけど、そんなもんない方がいいワケで。だから、とにかく、人生オワタ!になりたくなければ、行動しなさいよ!という話になってしまうのです。

 

ということで、取り留めもない話になってしまったのだけど、名著を手に取ってパラパラめくるだけでもいいから、来たるべき日に備えてもらえればと思う。確率的に33%で来るから。

 

その時、そういえば、そんな話をしていたオジサンがいたなぁと思い出してもらえれば、うれしいです。桜を眺めながら、「世界は美しい」とそんなことを考えながら、幸せに生きているオジサンの春のたわごととして覚えておいてください。

 

ではでは。