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嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

嫁がメガバンクにお勤めのご主人を持つママ友に嫉妬する件

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「足るを知る者は富む」

 

古代中国の思想家、老子の言葉である。何事においても満足することを知っている人は、たとえ貧乏でも精神的に豊かで幸せに生きることができるという教えだ。


勤め人を辞めて以来、極貧に喘いでいるワタクシであるが、国家の庇護を受けずに老子の教えを胸に豊かな生活を送っている。

 

そんなワタクシの隣では、決して足ることを知らない無尽蔵の物欲丸出しの嫁が、今日もアマゾンで子供服やらをポチポチしている。嫁の欲望が満ち足りる日は果たしてやってくるのだろうか?


先日は、メガバンクにお勤めのご主人を持つママ友が、大阪の北部の高級住宅街にマンションを買ったと小指を噛みながら訴えてきた。そうですか。それはよかったですね。

 

どうも、新居にお呼ばれしたらしく高級マンションの上階から下界の貧民を眺めて、激しく悔しい思いをしたらしい。60インチを超える液晶テレビに、ふかふかのソファ、高級なカップ。すべてが嫁の何かのスイッチを押してしまったようだ。

 

ワタクシは、娘の落書きで薄汚れた畳の上に正座しながら、笑顔でうなずきD・カーネギー先生の名著「人を動かす」を手に取った。

 

嫁を説得する十二原則⑫

 

対抗意識を刺激する 

他人よりもすぐれたいという競争心を利用すべきである。<中略>

優位を占めたい欲求、重要感を得たい願望、これを刺激するのだ。

 

「人を動かす」261ページより引用

なるほど。対抗意識より強い、嫉妬の塊となっている嫁をなんとかしようと、今まで試行錯誤を繰り返してきたが、今回は、逆にこれを利用してみようと思う。

 

すでに嫁はママ友への対抗意識から、色々なことにチャレンジしている。娘のお洋服に始まり、新製品のママチャリなどすべて対抗意識が物欲の方に出た結果だ。

 

これが、物欲でない方向に出れば良い結果を生むこともある。


ある日、例のママ友が娘をスイミングに通わせ始めたという情報を嫁が掴んできた。ワタクシはすかさず、

 

「なに!それは負けてられない!ナニやってんの!」

 

と嫁に煽りを入れてみた。

 

結果、すぐに嫁は近所のちびっ子スイミング体験の予約を入れて、娘をママチャリに乗せて朝から嬉しそうにプールに出かけていった。密かに姑氏からもらったママチャリで後を追ったワタクシは、プールの2階から楽しそうにしている娘を眺めてコレは使えることを確信した。

 

ちなみに、娘は3日スイミングに行っただけで飽きてしまったのだが、今度は、音楽教室にチャレンジする!と、よくわからないやる気を出していた。


この一件以来、ワタクシは老子仕込みの老獪な作戦を実行するため、友達がすでに3人も子供が生まれたなどと、嫁にガセ情報を掴ませる日々が始まった。

 

嫁は基本的に聞き流しているのだが、毎日のように今度は誰々に2人目ができたなどムラムラと対抗意識に煽りを入れ続けている。例のライバル視しているママ友もタイミングよく2人目を妊娠してくれたらしい。

 

結果的にワタクシは今の夫婦生活に満足している。

 

コレが無欲な嫁さんだと

 「人は人、ウチはウチ」

となって通用しないワケで、嫉妬深い嫁もやりようによっては、良妻となる!と、毎度のことながら適当な主張をするのであった。


「足るを知る者は富む」の続きは、「強めて行う者は志有り」

 

志を持って努力を続ける人は、すでに目的を達成しているという意味だ。今まで嫁を動かすために、D・カーネギー先生の教えを色々と試行錯誤してきた。失敗も多かったがワタクシは嫁を愛しているし、金はないが今の生活に満足している。

 

結局のところ、嫁の行動がどうのこうのというよりも、自分が主体的にどう考え、何をするか?の方が重要なのだよ!と、読者のネタ枯れ批判をかわそうとする今日この頃である。

 

そろそろ、このブログも終わりですよ。