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嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

もうすぐクリスマスなので道は開ける件

嫁を動かす-道は開ける

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名著「人を動かす」の原題は”How to win friends and influence people”直訳すると、”友を得て人に影響を与える方法”といったところだろうか。ワタクシのブログの副題は、上に書いてある通りなので、直訳すると、”嫁に勝って人に影響を与える方法”。よくわからないタイトルとなっている。

 

要するに、嫁が何もしないので、とにかく「嫁を動かす」方法を研究していると思ってもらえればそれでいい。嫁はこのブログを書き始めてからもひたすら動かないが、読者の皆さまの心は動かしていると固く信じている。


アンニョイな歳末。特別警戒の町中をビクビクしながら、スーパーをハシゴして食糧の買出しをしている。身重になった嫁にエサを運んで来るのはオスの本能なので、半額シールの貼ってある肉探しに余念がない。

 

しかし、嫁の食欲は留まることを知らず、さらには毎日のように好みが変わり、カナダの豚とブラジルの鶏が中心の我が家の食卓に牛、魚、貝といったようなメニューが並ぶようになった。

 

ワタクシは禁忌を破って半額シールの貼っていない牛に手を出したり、魚一匹丸ごと買って自分で捌いて刺身とアラ汁を作ったりと、経営の傾いた旅館の料理長のように孤軍奮闘している。


それでも食糧が足りないので、実家に忍び込んでお歳暮に贈られてきたリンゴをコッソリ失敬してきたり、親戚中に支援物資を送るように頼んだりしている。昨日、支援物資第一弾の殻付き生カキが広島から送られてきた。が、嫁がカキフライにしろと言い出し、ハンマーで殻を破壊していたら、目の中にカキ汁が入った。焼いて食べればなんの苦労もなかったのに、まさに酷い目に遭った。

 

おねーちゃんになろうとしている娘氏は、急に赤ちゃん返りしてしまった。前までめったに失敗することがなかった娘氏が、昨日、一昨日と連続でオネショをしてしまい、敷布団までしみ込んでエライことになった。

 

こんな時に限って空は雨模様。しょうがないので、2日連続で布団をコインランドリーで洗濯して金も時間もかかってくじけそうである。コインランドリーでグルグル回る乾燥機を意味なく眺めながら、中島みゆきの時代を歌っていたら、コインランドリーの洗濯機って実はものすごく汚いのではないかと不安になってきた。


先行きの見えない不安や、正月の餅代の心配など、グルグル回って現れては消えてゆく悩みに対して、ワタクシはどう立ち向かうべきか?誰もいないコインランドリーの壊れたパイプイスに腰掛け、D・カーネギー先生の名著「道は開ける」を手に取った。

 

今まで特に説明していなかったが、名著「道は開ける」は「人を動かす」と並んで名著中の名著と称される本である。「人を動かす」が人間関係の悩みに対処する方法を説いたのに対して、 「道は開ける」は悩み自体にどのように対処するかを、実例をもって丁寧に説明されている。

 

昔から人の悩みは根本的な部分ではほとんど同じなので、本を開くとスグに自分と似たような状況に置かれた人が現れるだろう。例えば、貧乏にくじけそうになったら、カーネギー先生のカーチャンの話を読むといい。


D・カーネギー先生の家はあまりにも貧乏過ぎて、しばらくトーチャンの姿が見えなかったら首を吊ってるんじゃないかと心配になるくらい貧乏だった。が、カーチャンは優秀だった。貧乏なのをトーチャンのせいにせずに神様のせいにした。だから、トーチャンを決して責めなかった。なので、トーチャンは踏ん張れた。

 

カーネギー先生が大成功して家に大金を送っても、トーチャンカーチャンはお金を自分のために使わず、困っている人のところに配って回った。それでいて、両親はとても幸せそうだったと書かれている。そして、先生はその話を本に書いて死後50年以上経ってもワタクシを救ってくれている。

 

ワタクシは目をつぶるとクリスマスの町中に、カーネギー先生のトーチャンとカーチャンが食べ物を持って、うれしそうに配って歩いている姿を想像する。そして、とても幸せな気分になることができる。


とりあえず、貧乏なのは近所の新興宗教の神様のせいにしよう。最近、しつこく勧誘に来て迷惑である。ワタクシはすでに違う新興宗教の教祖サマに搾り取られているのだ。ところで、ワタクシは一体何を悩んでいたんだっけ?

 

という感じでワタクシは毎日、悩みに対処している。効果があるのかないのかは知らないが、今もコタツでネコを抱きながら酒を飲んで、適当なブログを綴っている。不安な気持ちはどこかに飛んでいった。

 

そういえば、本にもこんなことが書かれていた。

 

リラックスと娯楽

緊張をゆるめ、英気をよみがえらせるものは、

健全な宗教、睡眠、音楽、笑いである。

神を信頼せよ。よく眠れ。

良い音楽を愛せよ。人生のおどけた面に目を向けよ。

そうすれば、健康と幸福が得られる。

 

「道は開ける」63ページより引用


年末になると今年中にケリをつけてしまおうと、人生を終わらせようとする人が増えてしまう。そんなニュースを見ると「道は開ける」を読んでもらいたかったと思う。人が抱えている悩みなんて、本人以外の人から見たら大した問題に写らない。実際、大した問題ではないからだ。

 

ワタクシの嫁が家事をしないことなど、ひとりぼっちでクリスマスを迎える独身男性からしたら贅沢な悩みである。独身時代のワタクシからしたら金なんて大した問題じゃなかった。給料はたくさん貰っていたのに、毎日、楽に逝く方法ばかり考えていた。一体、何を悩んでいたのだろうか?もう、よく覚えていない。


「道は開ける」の原題は”How to stop worrying and start living”直訳すると、”悩むのをやめて生きる方法”といった感じだろうか。今まさにどん底にいる人もいると思うが、悩むのをやめて、人生をスタートしてもらいたいと思う。

 

死ぬほど会社に行きたくなきゃ行かんでよろしい。金がなくてもなんとかなる。人生につまづいた責任は、神様になすり付ければいい。天に向かって中指を立ててファー○ク!と叫んでストレスを発散すればいい。どの道、死んだら地獄に落とされる。生きてる内から地獄にいるかのように生きるのはアホらしい。

 

とにかく、もうすぐクリスマス。寂しくて死にそうな人は、大切な人にプレゼントを贈ることでも考えれば気持ちも前向きになると思う。贈る相手がいない方はワタクシに食料を送ってください。ワタクシと娘氏から直筆のクリスマスカードを心を込めてお送りします。