嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

嫁はパサパサ、旦那はベチョベチョが好きな件

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昔から「米研ぎ3年、炊き8年」という言葉がある通り、米を炊くという作業はそれだけ難しいこととされてきた。

 

嫁いで来た女性は、厳しいお姑さんに都合11年に渡りシゴキ抜かれ、おいしい米を炊けるようになって初めて、嫁と認められたのだ。


さて現代、科学は発展し、米を研ぐことは無洗米で不要となり、炊くのは炊飯器のボタン一つで終わるようになった。

 

料理が旦那の担当になった我が家であるが、米を炊くのは慣習にならい嫁の担当となっている。しかし、嫁の炊くご飯は、パサパサで何か汁物と一緒に食べないと食べにくいレベルなのだ。

 

家庭によって、文化があるのはわかっている。ワタクシの実家は、比較的水っぽいベチョベチョした米を炊いていた。30年以上それが当たり前の世界で育ってきたのだから、口に合わないのはどうしようもない。


いずれにせよ、嫁の炊いた米がマズイと感じてしまうので、糖質制限ダイエットと称して旦那はご飯をビールに変えて食べることになってしまった。

 

嫁が料理をしなくなった件で大失敗をしたワタクシは、二度と同じ過ちは繰りかえさ米(まい)と、D・カーネギー先生の名著「人を動かす」を手に取った。

 

嫁を変える九原則⑥

 

わずかなことでもほめる

 

われわれには、他人から評価され、認められたい願望があり、そのためにはどんなことでもする。だが、心のこもらないうわべだけのお世辞には、反発を覚える。<中略>

 

わずかなことでも惜しみなく心からほめる。

 

「人を動かす」300ページより引用

 

マズイと思っている米を、ウソをついて「ウマイ」とほめたところで、効果はないというのがミソである。

 

ワタクシはある日、嫁の炊いた特別パッサパッサな米に、高い寿司酢をかけて手巻きパーティーを開催した。

 

たくさん寿司酢を吸い込ませた米から、絶妙な旨味を出すことに成功し、ここぞとばかりに米がウマイと心から絶賛した。娘には、特別にマヨをたくさん入れておいたツナ巻きを食べさせ、ウマイと連呼させる裏工作もしっかりと行っている。

 

こんな調子で、あるときは、ウェイパースープをしっかりと染みこませたチャーハンを、また、ある時は、鯛のアラからしっかり出汁を取った鯛茶漬けをと、びちゃびちゃな米料理を作り、嫁の炊いた米をほめる通称「コメ殺し」作戦を地道に継続した。


結果、嫁は積極的に十六穀米ご飯や炊き込みご飯を作るなど、米炊きについては前向きな姿勢を取るようになった。そして、米のパサパサ感もなくなってきたから不思議である。

 

料理はヘタクソなので、たまに炊き込みご飯に何を思ったのか納豆をブチ込み、クソマズイ納豆炊き込みご飯を作ったりする事故も発生するのだが、本人としては満足しているようなのでヨシとしよう。

 

米だけにコマメな気遣いが必要なのだよと、つまらないシメしか思いつかなかったので、今回はこの辺で。