嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

心と家に棲む鬼を追い払う件

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アンニョイな節分。個人的に収集している鬼のイラストを整理しながら、使い方を模索している。世間には強烈な能力を持ちながら、それを生かすことのできない人がたくさんいる。

 

ただ、家庭においては誰しもが主役であり、潜在能力を思う存分解放すれば良いと思う。ワタクシも鬼のお面を準備しながら、今夜の豆まきに備えている。

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しかし、やり方を間違ってしまう人も中にはたくさんいる。ワタクシの嫁は、物議を呼んだ「鬼から電話」を娘氏が小さい時から容赦なく使い、恐怖体験をさせてしまった。

 

何か言うことを聞かないと「鬼が来るよ!」と怖がらせることで、子供に言うことを聞かせるというやり方だ。

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昔から同じようなやり方が「躾」と称して使われてきたが、それは子供を無理やり恐怖で支配するものであり、賛否両論があるだろう。おかげで娘氏は、鬼のお面を見ただけで泣き出すようになってしまった。

 

これから成長し世間を渡るには、鬼が多過ぎてつらい目に遭うに違いない。また、自分がそうして育てられたように、娘氏が人を怖がらせる鬼になるかも知れない。カエルの子はカエル、鬼の子は鬼になるのだ。

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同居している姑を見ているとそれがよくわかる。何かにつけて、ああしろ、こうしろ!と命令してくる。孫にさえ、やり方が気に食わなければ容赦なく叱りつける。それが躾だと信じて疑わない様子である。

 

ひと昔前であれば、確かにそれが常識であったかも知れない。しかし、そのやり方は弊害が大きいことがすでにわかっている。

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それは、自分の躾けた娘が家事をしないことを見れば、一目瞭然であろう。にも関わらず、本人の性格の問題だ!と責任回避する姑を見ていると、人はつくづく悲しい生き物であると思う。

 

自分の胸に手を当てれば、どうしてこうなってしまったのか思い当たることがたくさん出て来るだろう。自分で自分を苦しめさらには娘を苦しめ娘婿まで苦しめているのだ。

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では、どうすれば良いのか?尊敬するD・カーネギー先生の名著「人を動かす」にはもちろん躾の方法も書いてある。

 

たとえば、自分のむすこにたばこを吸わせたくないと思えば、説教はいけない。自分の希望を述べることもいけない。たばこを吸うものは野球の選手になりたくてもなれず、百メートル競走に勝ちたくても勝てないということを説明してやるのだ。

 

「人を動かす」51ページより引用 

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なかなか難しいやり方であるが、恐怖で支配する方法よりも正しいとワタクシは思う。それは、姑に寄り付かなくなってしまった娘氏が証明してくれている。

 

娘氏の行動は当然だと思う。ワタクシも姑とは、半年一緒に生活して目も合わせなくなった。結果的に、鬼婆(姑)は自分の行動が原因で、一人寂しく孤独に震えなくてはならなくなったのだ。

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故・舅氏は、ワタクシがそうなったように姑氏と目を合わさず、仕事で家に帰って来なくなり、家庭内別居のような状態になっていた。そして、嫁は父性に飢えて情緒が不安定になってしまったようである。

 

そんな嫁は当初、姑と同じ過ちをしてしまうところであった。しかし、なぜかひたすら家にいて家事をするワタクシに何か気付きを得たのであろう。

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一昨年の節分の時は、ワタクシは全裸の赤鬼となり娘の豆を生身で受け、キケンを冒してそのまま外に飛び出した。

 

去年は恵方巻を作り、静かにかぶりついている嫁と娘氏を変顔で全力で笑わせた。

※関西では、無言で恵方巻を食べると良いとされている。

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毒親を持った嫁の立場に身を置き、家事をしない嫁を叱ることもしなくなった。そして、嫁の態度も少しずつ変わっていった。

 

いつしか、「鬼から電話」の鬼も、嫁の心に潜む鬼もどこかに消えていった。娘氏も鬼のお面を見ても泣かなくなった。

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今年は、年老いた鬼婆に心を鬼にし3人で豆を食らわせて、鬼の角を折るか、はたまた首を取るか。ワタクシは、鬼の居ぬ間に引っ越しを提案しているが、鬼が笑いそうなので、当面は鬼の念仏を唱えることにしよう。

 

最後に鬼が出るか蛇が出るか、これからどうなるかわからないが、とりあえず、鬼イラストを大量に使えたのでヨシとしよう。