嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

メルカリ村に体験移住してみた件

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ポルトガルの王子であったエンリケ航海王子は、ジブラルタル海峡を渡りアフリカ西海岸を広く探検し、大航海時代の幕を開いた開拓者(パイオニア)である。

 

当時、その先は崖になっているなどと信じられていたボジャドール岬を越え、未知の海に初めて到達した功績は今でも広く称えられ、世界史の教科書にも登場するホンモノの王子様である。


アンニョイな昼下がり。その昔、ジブラルタル海峡をフェリーで渡っている時に、船酔いしてゲロを吐いた酸っぱい思い出を持つニセモノの王子であるワタクシは、遥かなる航海の思い出に浸っている。

 

ジブラルタル海峡を渡ると、モロッコのタンジェという港に着く。そこはもうアフリカ大陸。入国審査を抜けるとすぐにウザイことで有名なモロッコの商人がやって来て、タクシーの手配から、お土産物のありがたいご紹介など揉みくちゃにされる。

 

「ジャッキー・チェン!」という言葉のみで、ワタクシと会話をしようとするもんだから、意思の疎通など取れたもんじゃない。そこはまさにカオス。ヘタに買い物をしようと思えば、まず、10倍くらいの値段をふっかけてきて、そこから交渉スタートだからもう疲れるだけである。


町のどこに行っても、変なオジサンが観光案内をすると付いてきてしまうし、普通の人だと思ったら、詐欺師だったりするし、散々な目に遭った記憶がある。着いてスグにモロッコ名物クスクスを食べたら、腹を壊して1週間ゲリをすることになるとは夢にも思わなかった。

 

しかし、そこは異国であるのだから、文化を受容して従わなければならない。滞在中にひたすら、左手でゲリをしたケツを空き缶に溜めてある水をすくって左手でゴシゴシ洗ったのは、今では良い思い出である。以来、モロッコに行きたいとも思わないが。


さて、ここ数日、未知のメルカリ村にメルカリ王子として探検に来ている。必死にやり方をインターネッツの海で検索し、なんとか初上陸を果たした。今までいろんな村を転々としてきたが、ワタクシは腹を壊さないよう、必要以上に慎重になっている。

 

どこの村でも村独自の風習・文化があり間違えれば石を投げられることは、はてな村で散々経験した。調査によると、この村では専用お取り置きなる文化があるらしい。ワタクシはさっそく、専用での出品作業を開始した。

 

秘蔵の品の写真を撮って、フォトショでお化粧直しして、プロの技で写真を合成して、書き下ろしの美文を入稿し、何時間もかかる作業である。売れたところで、今度は発送作業が待っている。

 

何を好き好んでこんな作業をしなくてはならないのか?

 

だが、ワタクシは常に開拓者精神を持ってことに当たることにしている。苦労の先には、常に栄光が待っているのだ。


個人的に尊敬するみどりの小野さん向けの商品には、特に力を入れた。何か間違っているような気がするが、恐怖心を克服することが冒険家の矜持であると信じている。

 

しかし、結果は散々なものであった。尊敬するはてな村のブロガー諸氏向けに秘蔵のゴミお宝を公開したのだが、誰もポチってくれない。さらには遊び道具にされる始末。

 

仕方ないので、専用やお取り置きはあきらめて一般向けでの出品を開始。

 

ワタクシの出品ページ

 

とりあえず、20品ほど出品してみたが、2、3個いいねがついたくらいで、さっぱり売れず。困り果てたワタクシは、尊敬するD・カーネギー先生の名著「道は開ける」を手に取り勉強を始めた。

 

私は、かつて石鹸のセールスマンで、自分を批判して欲しがった男を知っている。<中略>彼は石鹸の品質、価格には何ら欠陥のないことを承知していたから問題は自分にあると考えた。<中略>

 

ときどき彼は小売商の店へもどってきて言った。「<中略>さっき石鹸を売り込もうとしたとき、私がどんなヘマをしたのか、それを教えてください。あなたは私よりもはるかに経験がおありだし、成功していらっしゃるのだから、遠慮なく思いきり批判してください。」

 

「道は開ける」311ページより引用

なるほど。やはり自分に問題があるようである。ワタクシはいったいどんなヘマをしたのだろうか?ここは積極的に批判をもらって、メルカリ村で力強く生き抜いていかなくてはならないようだ。

 

そんなことを考えていた矢先、なんとなくセットにして出品していたドストエフスキー「白痴」上下、夏目漱石「明暗」の名著気まぐれセットが売れてしまった。本当は売りたくなかったのだが、みどりの小野さんになら譲ってもいいと思っていた一品である。残念!


未知の海では理解できないことが起きるようである。エンリケ航海王子も同じように苦労したのだろう。しかし、実際のところ、エンリケ航海王子は自分で船に乗らず、部下に危険な海域を航海させたに過ぎなかったらしい。なんでも船酔いしたとか。

 

世の中そんなもんである。ワタクシもメルカリ後悔王子にならないように、適当にやることにする。とりあえず今は、出品してしまった司馬遼太郎の名著「坂の上の雲」をモッタイナイのでもう一度読んでおくことにしようと思う。

 

というワケで、ご購入いただけなかった皆さまには、遠慮なくご批判をいただければ幸いである。また、ワイにもなんかよこせ!という奇特な方がおられましたら、ご連絡いただければすぐに専用商品を出品いたしますヨーソロ。

 

メルカリ村への招待コード⇒XSFZER (300ポイント貰えますyo!)