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嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

甲子園球場に駐車場はないが、会話がある件

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毎日暗くなるまで白球を追いかける元気な少年だったワタクシも、プロ野球選手が引退を考える歳になってしまった。

 

少年時代から決してレギュラーになることもなくベンチを温め続け、そのまま大人になってもまだベンチを温め続けているような気がする。


それはさておき、そろそろ高校野球も始まって本格的な球春の到来となる。虎党のワタクシとしては、円陣の中でしっかり声出しをしていこうと思う。

 

そして、このシーズンがやってくると、我が家にも活気が戻ってくる。というのも、我が家のオーナー兼球団社長兼プレイングマネージャーである嫁氏は、ワタクシ以上の熱狂的な阪神ファンであるからだ。

 

ちなみに、コミッショナーである姑氏も70年以上の年季の入った虎党であり、声出しをしないとワタクシが蹴り飛ばされるキケンがある。大阪人とはかくも恐ろしい生き物である。

 

ちなみに、ルーキーの娘氏も今年デビューを果たす。コミッショナーからピンクのユニフォームとメガホンを与えられ、ワタクシを叩きながら応援の練習に余念がない。


嫁はさっそく甲子園開幕戦のチケット抽選に応募し、見事チケットをゲットしたと喜んでいた。さすが公式ファンクラブに入っているだけはある。

 

しかし、永遠の補欠であるワタクシが車を運転して、ヒザの悪くなってしまったコミッショナーを運ばなければならないという重労働が待っている。甲子園球場に駐車場はありまへん!と関西人であれば必ず知っている事実を無視して、どうしろというのか?

 

D・カーネギー先生の名著「人を動かす」には、姑氏の輸送方法が記されてはいないが、こんなことが書かれている。

 

嫁姑に好かれる六原則⑤

 

関心のありかを見ぬく

相手の関心を見ぬき、それを話題にするやり方は、結局、双方の利益になる。<中略>

どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生がひろがるー

 

「人を動かす」136ページより引用

なるほど。こんなわかりやすい手はない。

 

前回の記事で嫁のムダ話で会話が続かないという話をしたが、実はそれはシーズンオフだけの話なのだ。

 

プロ野球シーズンになると、野球中継をつけておきさえすれば嫁との会話に困ることはない。よく夫婦で共通の趣味を持てなんて言われるが、それはまさしくその通りなのだ。

 

といっても、これは我が家の特殊事情であって、共通の趣味のない家はどないしまんねん?というツッコミも聞こえてきそうだ。


D・カーネギー先生は本の中で、アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトの例を用いて、相手の関心のあることを勉強しとけ!と指導している。つまり旦那か嫁さんのどちらかが、相手の趣味なんかを勉強してしまえば良いということになる。

 

そこまで媚びる必要があるのか?というツッコミもあるかと思うが、案外、似た者同士が結婚しているものなので、やる気さえあればカンタンな話である気もする。

 

抵抗を感じる人は、そもそも夫婦関係が冷え切ってしまっていて、相手の好きなことに嫌悪感すら抱いている可能性もある。美少女のフィギュアが好きとかならまだわかるが、潜在意識によく問いかけてみてはいかがだろうか?


ちなみにワタクシの年老いた両親も、共通の趣味らしい趣味はないが、結婚後に仲良く新興宗教という最強の趣味を通り越した信心で結ばれていた。宗教心で結ばれるのはどうか?というツッコミは不可能だ。

 

なぜなら、冷え切った夫婦もかつて教会で永遠の愛を誓って結婚したのではなかろうか?宗教を大切にして、仲良く日曜日に家族で教会へ行くなんてのはキリスト教徒なら当たり前の話だ。

 

結婚式も未だ挙げられず、薄っぺらい紙切れ一枚で夫婦になった我が家でも、宗教も違うが案外仲良くやっている。さぁ、教会もしくは甲子園へ行こう。