読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

一か月で不眠症を治した件

嫁を動かす-道は開ける

f:id:move-wife:20160815214053j:plain

アンニュイな夏。引っ越しが終わって2週間が過ぎ、オリンピックやら高校野球を楽しみながら、毎日、ダラダラと過ごしている。

 

日暮熟睡男(ひぐらしねるお)が起きた頃かなと、どうでもいいことを考えながら、あずきバーをしゃぶっているとふと気が付いた。

 

ワイ、不眠症が治っている。。。


話は10年ほど前のトリノオリンピック(2006)で荒川静香がイナバウワーを決めて金メダルを取った頃まで遡る。当時、ワタクシはサラリーマンとして地獄の日々を送っており、夜中に社宅の廊下で、意味なくイナバウワーをしていた。

 

早い話が精神的に参っていて不眠症だった。その社宅では3人に1人は精神を病んでいたので、夜中によく奇声が聞こえてくるキケンな所であった。

 

限界を超えて、工場のフォークリフトで会社から脱出して、精神的には回復したが、不眠症は抱えたままであった。その後、何度か転職したが、過度にストレスがかかると不眠になるため、毎日、朝から会社に行くことができず、仕事が長続きすることはなかった。


しょうがないので、深夜のバイトなど不眠症でも働ける仕事して、最近では、自営で身を立てているのでなんとかなっている。が、ここ10年ほど、熟睡という感覚を失って、毎日、悪夢で目が覚めるので、あきらめの境地で朝を迎えていた。

 

ただ、昔は睡眠薬をラムネのようにバリバリ食べていたが、最近は眠れなかったらブログでも書いて過ごして、うまく病と付き合って生きている。

 

ところが、ここ1か月で不眠症が治ったのである。忘れていた、”布団に入って目を閉じたら、次の瞬間、朝!”という感じ。なんということでしょう。ワタクシに奇跡をもたらしたこの方法を皆さんに伝授したいと思う。


せっかちな方が多いので先に結論を申し上げると、その方法は、

 

「夏に1か月かけて自分で引っ越しをする」

 

以上である。

 

なんだそんなことかよ!とツッコミを入れたい気持ちはわかるが、クスリでもカウンセラーでも治せなかった不眠症がこれで治ったのだからしょうがない。ついでにD・カーネギー先生の不眠症を治す方法と合わせて紹介することとする。

 

 

D・カーネギー先生が教える不眠症の治し方

 

名著「道は開ける」に”不眠症に悩まないために”という項がある。ここに書かれているやり方を要約すると、

 

  1. 眠くなるまで仕事か読書をする
  2. 睡眠不足で死んだ者はいないことを思い出す(つまり不眠症に悩まない)
  3. 祈る
  4. 体の力を抜く
  5. 起きていられないほど肉体を物理的に疲れさせる

 

以上のやり方が実例を挙げながら紹介されている。先生の指導としては、不眠症に悩むこと自体が不眠症よりも害が大きいことを理解して、まずは、不眠症を気にするな!と教えてくれる。

 

それでも眠れなかったら、疲れろ!と至極まっとうなことを教えてくれているのみである。例えばこんな感じで。

不眠症を治す最良の方法の一つは、庭いじり・水泳・テニス・ゴルフ・スキー、その他の肉体的な活動によって身体を疲労させることだ。

 

「道は開ける」362ページより引用

例として、眠るために作家から肉体労働に転職した青年の話なんかが書かれている。ワタクシも先生の教えに従い、①~④までは実行して精神的には楽になっていたが、⑤のツメが甘かった。

 

毎日、ジムで泳いではいたが、惰性で通っていたので、疲れ切って寝るところまで自分を追い込めていなかった。人は生まれながらに怠惰な生き物なのである。

 

肉体を物理的に追い込む方法

 

今回、ワタクシが1か月をかけて引っ越しをしたことにより、⑤の起きてられないほどに肉体を疲れさせる方法を実行できたことになる。

 

引っ越し以外でも、もちろんそれは可能であるが、人間はなかなか自分を追い込むことができないので、「退去」というリミットが設定できる引っ越しは最善の方法であるということになる。

 

また、スポーツや庭いじりと違い、一日では決して終わらせることができないという点も良い。引越屋のらくらくパックみたいなモノに走るという禁じ手はあるにはあるが、自分のために使ってはイケナイ。

 

ワタクシが1か月間行った治療

 

活動を始めたのは7月頭。自宅のアパートから嫁の実家への戦略的撤退を計画して行動に移す。嫁の実家は、故舅氏の遺品と、嫁の部屋がゴミ屋敷となっていたので、片づけをしないと引っ越しの荷物が入らない。

 

まずは、嫁の部屋の片づけをする。続いて故舅氏の部屋の片づけ。この時、舅氏の部屋は生前の舅氏の遺品が手付かずで保管されていた上に、エアコンが壊れていたため、毎日汗だくの作業であった。ただ、これがよかった。

 

汗だくになりながら、婚礼タンスを破壊したり、週刊日本の城シリーズなどの重い本を片づけたりしてひたすら汗をかいた。汗をかくことで自律神経が整い快適な睡眠への準備ができる。調子が出て、壊れたエアコンを自分で取り外して廃棄したりもした。


続いて荷物運び。アパートから徒歩1分の実家へ荷物を少しずつ運ぶ。炎天下の中、何度もアパートと実家を往復してさらに汗をかく。退去のギリギリまで約2週間ほど一人で3人家族の荷物を運びきる。

 

続いて、アパートの掃除。変に汚れていると修繕費を請求されるため、金の節約をモチベーションにしてひたすら掃除をした。同時に引っ越し先の荷物を開梱して、住める状態を作った。

 

以上のような作業を行い、1か月が終了した。毎日、ひたすら肉体労働を続けたことにより、新居ではバタンキューで寝られる状態になった。つまり、不眠症が治ったというワケだ。

 

再発防止のために

 

引っ越しが終わると、また、怠惰な生活をして不眠症になってしまうキケンがあるため、その後も労働を行う。新居の換気扇の掃除や、引っ越しゴミの処理などを行い、ほどよく汗をかくように心がける。

 

1か月以上身体を動かし続けていると、そんなに作業に疲れることもなくなってくるので、クールダウンに少しずつ作業を行った。現在、新居で2週間が経過したが、だいぶやることもやり尽して、来週からは腐ったウッドデッキの修理を始めようかと思っている。

 

今まで夏場はエアコンの効いた部屋で一日中、パソコンで仕事をするだけであったが、健康のために仕事はほどほどにして、外で活動するのが良いことを身をもって理解した。

 

引っ越し先がない場合や、そんなに仕事がない場合

 

今回、ワタクシのやり方だと引っ越し遺品整理という仕事があったため、1か月分の仕事を確保できたが、人それぞれの状況でそんなに仕事がないよ!という方もいると思う。

 

ワタクシも独り身でアパートに住んでいた数年前の状況であれば同じことができない。なので、もし数年前の自分にアドバイスするとすれば、夏に海の近くの旅館に1か月住み込んで、浜辺で毎日ゴミ拾いをして過ごせとアドバイスすると思う。

 

海もキレイになるし、自分も健康になるし、ステキな出会いがあるかも知れないし、一石三鳥くらいになると思う。流木を拾えば、メルカリで売ることもできる。実際のワタクシは、8年前の夏、毎日アメーバピグでネカマをして夜更かしして遊んでいたが、正直、時間のムダ以外の何物でもなかった。

 

精神的にどん底で家からも出られなかったので、自分に同情する面もあるが、もっと早く気づいていれば、不眠症を治すことができたと思う。

 

ウツでやる気が起きない場合

 

名著「道は開ける」には、そんな場合を想定してか、”二週間でうつ病をなおすには”という項も用意してある。内容を要約すると、「一日一善」である。要するに、自分の不幸を呪ったりせずに、他人を喜ばせることを考えれば良くなるよ!と書かれている。例えばこんな感じで。

「他人に対して善を行うとき、人間は自己に対して最善を行っているのである」

 

「道は開ける」257ページより引用

海でゴミ拾いをすると必ず誰かは喜ぶので、ウツにも効果が見込める。抗うつ剤を飲むより副作用の心配がないので試してみる価値はあるのではないだろうか?

 

ちなみに、名著「道は開ける」を読むことも、クスリを飲むよりウツに確実に効果があることを申し添えます。

  

海で遊んでいる人に不眠症の人はいない

 

夏になるといつも思うのは、真っ黒に日焼けして海で遊んでいる人に不眠症の人はいない気がするということ。科学的にも日光を浴びることでメラトニンが夜間に分泌されて、睡眠に向かわせる作用があることがわかっている。

 

なのでとにかく海で毎日遊べばいい。それだけの話なのだが、実行する人は少ないような気がするのはなぜだろうか?

 

ワタクシは数年前の夏、この理論の実証実験のために一人で日本海のさびれた浜辺(金沢)にいた。誰もいないビーチにパラソルをさして一人で一週間ほど寝転がる日々。


たまに地元の高校生カップルなんかが手をつないで砂浜を通りかかるが、サングラス越しに睨み付けるとすぐに去って行った。北の工作員も警戒するレベルの不審者であったが、確かに夜はグッスリ眠れた。

 

ただ、一人きりは非常にさみしいので、対人恐怖症がない人は海水浴場でゴミ拾いをした方が良いと思う。

 

この方法の弱点は、いい大人が毎日ビーチで寝転がっているとなんだか悪いことをしているような気がしてくる点である。不眠症に効果があるが、精神的にはイマイチな作戦であった。その後、また怠惰な生活に戻って不眠症はめでたく再発することとなった。

 

まとめ

 

ワタクシのやり方をまとめると、夏場に退去日を設定して(7月31日か8月31日がベスト)、自分で引っ越しをすることで、汗をかいて体を物理的に疲れさせて寝る!というものである。

 

会社に勤めている人とかは、ムリじゃないか!とツッコミもあると思うが、睡眠薬を飲みながら踏ん張って会社勤めを続けたところで、近い将来に限界が来ることは目に見えている。

 

ならば、休職するなり転職するなり無理やりにでも時間を作って、睡眠薬とサヨナラする挑戦をした方が、不眠症にこれから何年も悩むよりかは確実に賢いやり方だと、10年間不眠に悩んだ人間として言い切ることができる。


不眠症に悩むことで精神を病むこともあるし、精神を病んで不眠症になることもある。睡眠薬で眠ることはできるが、不眠症を治すことはできない。薬を飲まないと寝られない状態は「病気」という。そして、薬は多かれ少なかれ副作用がある。

 

日本の社会は、残業にはクソ甘いが朝の出勤時間には鬼のように厳しいので、不眠症を抱えると病人ではなく、なぜか「怠け者」として扱われ、社会人として損をすることになる。そして、差別や偏見を受けて精神を病むこともある。

 

そうならないためにも、不眠に悩む皆さまが、D・カーネギー先生の名著「道は開ける」を手に取り、引っ越されることを願って、ワタクシはブログを書いてないで早めに眠らせていただく。おやすみなさい。