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嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

嫁が近所で評判の医院に娘を連れていくことにこだわる件

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娘はいつも決まって、家からチャリで10分くらいの名医と名高い耳鼻科に通っている。それはいいのだが、名医だけあって異常に混んでいる。

 

午前中に受診しようと思ったら、8時半に診察券を出しに行っても診察が回ってくるのが、正午ごろという具合だ。ちなみに診察券を出すのも20人くらい受付前から並んでいる。


ワタクシはひたすら並ばされて、一度受診するだけで半日が潰れるので、大変な時間的負担を強いられている。ついでに院内でインフルエンザをもらって来るのだから、たまったもんじゃない。

 

もっと近所にある父ちゃんの後を継いだ、地方の名も無き医大出の頼りない先生がいる待ち時間の少ない小児科でいいやん!とワタクシはいつも主張している。

 

だが、嫁氏はあそこの名医のセンセイでないと娘が殺されると主張する。娘の健康を思う気持ちは理解できるのだが、どうしたもんか?


D・カーネギー先生は、名著「人を動かす」の中で18人の大将に”元帥”の称号を与えたナポレオンを例に取りこんなことを書いている。

 

嫁を変える九原則⑨

 

喜んで協力させる

 

このナポレオンのやり方、すなわち、肩書きや権威を与える方法は、われわれがやっても、効果がある。

 

「人を動かす」319ページより引用

 

ワタクシは先生の勧めに従い、嫁を家族の健康管理の一切を取り仕切る「ほけんがかり」に任命した。つまり我が家は、健康管理について嫁の指示にすべて従うというルールを作ったのだ。こうしたところ、嫁に面白い変化が起こった。

 

いつもは、早朝に診察券を出しに行かされたり、風邪を引いたから葛根湯をと思っても買い置きしてなかったりしたのだが、嫁が自ら進んで行うようになった。

 

以前はワタクシしかしなかった、ネコに目薬を差すのも喜んでやっている。娘が鼻水を出しただけで名医に並んでいたのに、大したことがなければ、連れて行かなくなったから不思議である。

 

画してワタクシは、嫁に権威を与えたことにより、重労働から解放されたのだ。

 

ただ、このやり方は、本人の関心がないところで使っても意味はない。掃除をしない嫁を掃除隊長に任命したが、嫁は決して掃除をしようとはしなかった。


 

ナポレオンは勲章を与えることでも有名だった。自ら制定したレジオンドヌール勲章を部下に千個以上ばらまいた話は有名である。こうしてナポレオンは巧みに人心を掌握し皇帝にまでなった。

 

はてな村では今日も、ブクマという勲章を目当てに村人が狂喜乱舞している。いつの時代も人は権威に弱い生き物ということか。ナポレオンは勲章をばら撒くやり方を子供だましだと、非難され有名な言葉を残している。

 

「人間は玩具に支配される」