嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

嫁の力による現状変更を許さない件

f:id:move-wife:20160303102132j:plain

2014年、ロシアは国際社会の承認が得られぬまま強硬的にクリミアを併合した。以降、欧米諸国は厳しい制裁を発動している。

 

2016年、我が家では限りあるクローゼットの土地を、嫁が強制的に併合し、地域紛争の火種となっている。ワタクシの領地はすでにクローゼットの4分の1以下まで減ってしまった。


掃除をしない我が家の嫁は、決して片付けもしないので、いつまで経っても家の中が片付くことはない。だが、毎週のように娘と自分のお洋服は買ってくるので、家は自然に服だらけになる。

 

嫁の領地として承認されているクローゼットの中は、無造作に服が野積みされゴミ屋敷と化している。せっかく洗濯した服が埃だらけになると思うのだが気にならないのだろうか?

 

といっても、ワタクシもマンガ本なんかを大量に持っているので人のことを言えた口ではないような気もする。が、某工場で過重労働をしていた時のクセで常に整理整頓をするように心がけている。


とにかく、明日にでも死ぬ気がするワタクシは、身辺が整理されていない状態が嫌なので、いつも必死に片付けをする。だが、嫁・娘・ネコというならず者3人組が片付けたそばから散らかしてくれる。

 

結局、クローゼットに限らず部屋中にどんどんモノが整理されぬまま溢れ、子供のおもちゃに至ってはイケアのクソでかい青い袋に無造作に突っ込まれて、部屋の隅に置かれているという状態だ。

 

そんなこんなで、D・カーネギー先生の名著「人を動かす」をいつものように手に取った。そこには、この紛争の解決方法が記されていた。

 

嫁を説得する十二原則⑦

 

思いつかせる 

人から押しつけられた意見よりも、自分で思いついた意見のほうをわれわれは、はるかにたいせつにするものである。<中略> 

 

相手に思いつかせる。

 

「人を動かす」220ページより引用

なるへそ。思いつかせればいいのか。

 

ある日、ワタクシは嫁の押入れの肥やしを大型衣装ケースにキレイに畳んで整理しておいた。そして、まだまだ入りきらない洋服はそのまま放置した。

 

しばらくすると、衣装ケースが勝手に増殖していた。作戦はうまくいったようだ。が、嫁は衣装ケースを買って来ただけで満足して、服を片付けるという行為をするまでに至らなかったようだ。

 

しょうがないので、ワタクシが肥やしをまた、衣装ケースにキレイに整理して入れておいた。すると今度は一気に2つも衣装ケースが増殖していた。そして、押入れに入りきらなくなった衣装ケースは、押入れを飛び出し部屋の隅にうずたかく積まれていた。

 

 

失敗した。

 

 

ここに冷戦が勃発して、ワタクシはスプラトリー諸島と化した衣装ケースを眺めながら、部屋を通行するだけという、航行の自由作戦を発動した。

 

現在、半年以上が経過したが空の衣装ケースはそのままで、上に扇風機と嫁の服がパンパンに詰まった紙袋が置かれた状態で放置されている。そして、相変わらずクローゼットのワタクシの領地は、嫁の服の侵攻にさらされている。

 

嫁の力による現状変更の試みは、決して許してはいけない。国際関係も夫婦関係もバランスが大切なのだ。