嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

嫁のセットした目覚まし時計が鳴り止まない件

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我が家の朝は、けたたましい目覚まし時計の音で始まる。

 

一昔前のガラケーが通話の役割を終え、目覚まし時計として活躍する姿に、環境保護の意識の高さを感じる我が家。

 

だが、使い古したこのガラケーのモーニングコールを止める者はいない。


目覚ましの紛れもない所有者は、嫁氏であり、ワタクシにとっては深夜とも言える朝6時という時間にコールが設定されている。

 

早起きの習慣は良いことだと思う。ただ、この目覚ましは誰かが手動で止めなければ、自慢のスヌーズ機能を駆使して、7時まで鳴り続ける。

 

朝の不快なコールが鳴り響く中、嫁と娘は微動だにしない。そんな二人をよそに、スナイパーライフルで後頭部を狙撃された夢をみて、エビ反りになって旦那が飛び起きる。そして、誰よりも早く目覚ましを止めにいく。

 

しかし、嫁のワタクシへの試練は何重にも張り巡らされている。スヌーズ機能を停止して、安眠を得た直後、二段構えに設定された6時20分のアラームが鳴り始める。


かつて、織田信長は長篠の戦いにおいて鉄砲の三段構えという画期的な戦法を用い、強敵、武田の騎馬軍団を破った。

 

我が家には、信長をも上回る四段構えの目覚ましが20分間隔で7時までセットされ、ワタクシの安眠に休みなく銃撃を加え続ける。

 

穴だらけとなった旦那の涙が長篠の大地を染める頃、当主である嫁氏は、最後の銃撃が自然に停止した7時過ぎに、ベッドからもっそり起き上がり出陣する。

 

なら、なぜあなたは6時に目覚ましをセットするのだ?


ここでワタクシには、やっと安眠が訪れる。かと思いきや、次は寝室横の洗面所で嫁の舌磨きが始まる。

 

「カァーオェーペッッ!ペッツ!」

 

と、終電間際の駅のトイレから聞こえてくるかのような嗚咽が響き渡り、ワタクシは生ける屍となって、最後のアラームが終わるのを待つのである。

 

そんな父の横で、ピクリとも動かず爆睡を続ける娘氏はきっと将来、豊臣秀吉クラスの大物になると思う。

 

D・カーネギー先生は名著「人を動かす」の中でこう綴っている。。。ってもういいや。寝よ。