嫁を動かす

HOW TO WIN WIFE AND INFLUENCE PEOPLE

エッセイ

ワキガのカツサンド

新幹線に乗るとき、ワタクシはいつもカツサンドだ。 新大阪駅の26番ホーム。時刻はアンニョイな午後。ホームの中ほどにある弁当屋には必ずカツサンドが置いてある。発車間際の時間がない時でもワタクシは決まってカツサンドを買う。ほどなくしてホームにの…

山かけうどんとマスト丼

アンニョイな午後。パソコンに向かいながら工作活動に明け暮れている。ワタクシは、インターネッツの海で浮遊するワカメを収穫し、干して売ることで生計を立てている。 最近、何かと話題のマストドンなるモノも、丼ぶりにすれば売れそうな気がしたので挑戦す…

ホテル アシュジュポン

スミレの花が咲く頃、ワタクシは初めてそれを知った。 フランスの郊外にある小さいながらも格調高い雰囲気を連想させる「ホテルアシュジュポン」は、大阪の伊丹空港スグの怪しいネオンが輝くホテル街にある。二十歳になったばかりくらいのワタクシが近所をフ…

マルーンカラーの恋

桜が舞い散る季節、私はマルーンカラーの阪急電車に乗って大阪から京都の大学へ通学を始めた。阪急マルーンとも呼ばれるワインレッドの車体に、桜がよく映えていたのを今でも覚えている。 大学生活が始まるとほどなくして、キャンパスで出会った子と恋に落ち…

嫁とレロレロ

嫁と数年ぶりに再会した日、その日の夜にはレロレロしていた。 嫁が自らパンツを脱いでいた時点でオカシイことに気付くべきだったが、ひざの上に娘を乗せてメロメロになりながら、この駄文を綴る今となっては、昔のことである。

満蒙の細雪

ワタクシは嫁の実家で暮らしている。世間で言うところのマスオさんという立場だ。義父はすでに鬼籍に入っているので、嫁姑と娘の4人家族である。 この家に来て半年。郷に入りては郷に従えの精神で嫁の実家のルールに従って生きてきた。家ごとに独特の生活習…